計算の理論(2025年度 Sセメスター、小林担当分)
前半部分の資料や情報についてはUTOLを確認すること.
後半の講義資料もUTOLにアップします。
- 担当教員:河原林(前半)、小林(後半)
- 時間および場所:S1/S2 火曜日5時限目、駒場5号館524教室
- 講義内容(前半を含む。後ろの方は進み具合に応じて一部割愛)
- 計算、アルゴリズムとは(チューリング機械、決定不能問題など)
- アルゴリズム、計算の社会へのインパクト(PageRank、行列計算など)
- 計算困難さ(NP完全性入門)
- 難しい問題をなんとかして解く(近似など)
- 色々な計算パラダイム(乱拓アルゴリズム、オンラインアルゴリズムなど)
- アルゴリズムと入力の相性(入力を制限することにより解が得られることも)
- 計算のモデル1(ラムダ計算)
- 計算のモデル2(ラムダ計算の表現力)
- ラムダ計算の性質、型つきλ計算
- 計算と論理1(カリー・ハワード同型)
- 計算と論理2(定理証明支援システム)
- 計算と論理3 (論理プログラミング)、その他(並行計算、プログラム検証など)
- 評価:レポート(期末試験は行わない). UTOLおよび講義中のアナウンスを参照
- 休講の予定:
- 参考文献(後半部分)
- 小林直樹、住井英二郎、プログラム意味論の基礎、第7、8章、サイエンス社、ISBN 978-4-7819-1483-1.
- 高橋正子、計算論:計算の可能性とラムダ計算、近代科学社
- 徳山 豪、小林直樹(編集)、理論計算機科学事典、朝倉書店(第6章および第7章)
- 萩谷昌己、西崎真也、論理と計算のしくみ、第5章、岩波書店
- レポート課題および提出方法: 随時、UTOLに掲示
レポート提出に関する注意:こちらを参照